命は国益よりも重いはずだから

昨日、オカンのケータイに、知り合いから転送された、こんなメールが来てたようです。

以下に今回のイラクの3人への署名のサイトを転送します。
よろしくお願いします!今井君、高遠さん、郡山さんの命を守って下さい。
勇気ある自衛隊の即時撤退をお願いします。
http://www.kakehashi.or.jp/shomei/index.html

このアドレスを覗いてみると、既に署名が終了したようで、

緊急ネット署名へのご協力ありがとうございました。

約9万5千件の署名の受付がありました。

10日午後8:00をもって、受付を閉め切らせていただきました。
詳しくは、「チェルノブイリへのかけはし」ホームページをご覧下さい。

どうか、3人が無事解放されますように!

とある。

で、「チェルノブイリへのかけはし」でどういう団体かを見てみると、

チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを
日本に招待し転地療養させることによって健康回復をはかる“保養里親運動”をはじめ、
被災地に対して様々な救援活動を行なっている 民間ボランティア団体

らしい。内容をざっと見るに、しっかり活動されている団体のよう。

署名ページの現在の内容(ここだけシンプルなデザイン)を見るに、ケータイからも署名ができるようになっていたんやろな。で、オカンの知り合いは、その知り合いから送られてきたメールを、そのまま善意だけで転送したんやろな。

以下、単なる想像の範囲で、上記サイトとはまったく無関係の内容。

こういうメールが来た、って聞いて、まず想像したのが、署名サイトを騙って個人情報を集めたり、寄付しない寄付金を集めたりするようなサイトじゃないんかな?ってことやった。

ケータイが1インターネット端末になりうる(そして、情報を発信しうる)ことを理解していない人は、こういう攻撃に対して脆すぎる。実際には、オカ ンはこのメールを知り合い(といっても家族に絞って)に転送するかどうかを悩んでいて、このメールの本来の趣旨である「署名してもらうこと」が、ケータイ でできるなんて思ってなかったようやけど。ただこれには、メール本文に明確に「以下のサイトで署名してくれ」って記述がなかったためでもあるかと思うが。

「知り合いから来たメールだから信用する」とかゆってたけど、その知り合いも同じような「知り合い」からのメールを配っていってるわけで。これが問 題になるのも、spamと同様、情報伝達コストが低すぎるためなのやら。もう少し情報コストが高い伝達手段(顔を合わせての会話など)なら、こんなシンプ ルに伝えるほうは伝えるだけで終わって、聞いたほうはまた他に広げるだけで終わる、ってことにはなりづらいんでないのかな。

人質は、声明に反して未だ解放されず。